2005-12-18 "lyrical" poetry 東京の夜。 真っ暗な道と明るい空。 仕事帰り、それと、買い物をして両手に荷物を持ちながら ぼうっと歩いたときに。 小さな教会の前、階段のふたり。 色気もなく涙を流すように葉を落とすいちょう。 丸くなって目を細める、太った猫。 黄色く咲くあの花。 あなたと歩く道は、いつもすぐに終わってしまうけれど、 きっとそれがこの道を長くして、気づかせてくれたんだ。